障害手帳を持ち、これから仕事を選ぶということであれば、職種について迷うこともありますし、仕事をする条件について迷うこともあります。
障害手帳を持ったからといって、一般就労と探し方について変わりありません。
「好きな職種は?」と聞いた時に事務と答える人が多いです。
しかし事務にも種類があって、一般事務から経理事務など、様々な事務があります。
初めて事務をするという人であれば、事務を、業種と照らし合わせながら、仕事選びをすることが望ましいです。
事務経験者であれば、今迄のスキルを活かせるような仕事選びをすることもできるでしょう。
職種自体をどう探せば良いか迷っている方もいるでしょう。その際は、ハローワーク等で、どのような職種に関心があるか簡単なテストを受けることもできます。
またはハローワークでの職業訓練を通して(障害者枠のものもあります)、スキルを自分に身につけ、仕事探しをすることもできます。
しかし、まだ障害雇用の求人の数が少ないという実際があります。そのため、仕事を探すというより、仕事を選ぶという形になってくることもあります。仕事をする条件について迷うということも、このことに該当するでしょう。
まずは仕事について、どのような条件を考えているのか、メモに書き出してみると良いでしょう。
障害手帳での仕事の選び方になると、通院日の確保が必要です。
「コミュニケーションを取るのが苦手なので、職員から声がけしてほしい」
「車椅子の充電器へ、定期的に充電してほしい」
等、企業へ合理的配慮を求めることも必要です。
仕事を選ぶということは、自分が合った企業を見極める力も必要ですし、また、企業から見極められる自分でなければいけません。
企業から見極められる自分とは、障害雇用の求人の数が少ない状況にも関わらず、その中で、書類選考と面接選考をクリア出来るということです。
そして、実際に仕事をし、その仕事を継続させられる力を持つことです。
少し難しいように書いてしまいましたが、ハローワーク、就労移行支援施設では特に、仕事選びをすること、仕事を継続させられることについて相談をすることができます。
仕事を選ぶ時、仕事を継続させられる時、自分との闘いになることもあります。
自分だけでなく、手帳を持った仕事の選び方のプロの意見に耳を傾けてみることが良いことが、大いにあると考えられます。
本記事での感想・分析・結果はあくまで筆者個人のものであります。
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