障害手帳の中でも今回は、精神障害保健福祉手帳についてのメリット・デメリットについて、話をしてみようと思います。
・メリット
精神障害保健福祉手帳について知りたければ、まず、自分の地域の市役所(市町村役場)で聞いてみると早いでしょう。
市によって障害手帳のサービス内容は違いますので、市役所へ行けば、大体、手帳で受けられるサービス一覧の冊子をもらえます。
例えば・・・、
①利用している携帯電話会社によっては、携帯電話料金の障害者割引がある。自分自身が利用している携帯電話会社に問い合わせをしてほしい。
②市民税、国民健康保険料の割引がある。こちらは、市役所の各部署に、実施しているかどうかを含め、確認してほしい。
③美術館や、百貨店の展覧会などで、利用料の障害者割引がある。無料の時もある。USJについては、障害手帳の提示によって、半額になるとのこと。
各ホームぺージに、料金詳細が載っているので、確認してみる価値がある。
④障害手帳を所持していて、一番活用できるというのは、障害就労できるということである。(以下に続く)
⑤精神保健福祉手帳は他の障害手帳に比べ、交通費の割引を実施していない交通機関がある。利用したい交通機関先へ問い合わせしてみることをお勧めする。
障害手帳という言葉にもなるため、自分自身が障害受容をすることが求められることになります。
それをデメリットという言い方をする人もいるかも知れません。障害就労というのは、自分自身の障害を認め、仕事をするということです。障害就労というのは、就労継続支援施設での福祉的就労もあれば、一般企業や特例子会社への障害雇用という方法もあります。もちろん障害手帳を所持したからといって障害就労をしないといけないという決まりはありませんが、上記のように就労機会の選択肢が増えることになります。
障害手帳を所持する方には、就労を継続するというのが難しいと相談に見えられることが多いです。
しかし障害就労とは、自分自身の障害を認め、また施設や企業から自分の障害を認めてもらいながら仕事が出来るというものであるため、継続をしやすいということになるのです。
以上、今回は、精神障害保健福祉手帳のサービスによって、生活から就労への機会が拡大されることについて、話しをしました。
本記事での感想・分析・結果はあくまで筆者個人のものであります。
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