☆なぜ今B型?代表 西尾の思い☆

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高知市に就労支援B型事業所(以下B型)は、ずいぶんとあるみたいだけど、なぜわざわざ莫大な資金の要るB型を立ち上げるの?

ある方に聞かれました。

確かに数だけ見ればそうなのですが、私が思うB型として機能しているところはほとんどないと思っています。

私が現場で感じる高知県のB型の現状は、一度B型を利用すると数年、もしくは一生B型にしか通わなくなったり、施設も利用者の獲得が必須なので手放そうとしていないように見受けられます。

つまり、現状維持を続けている。

工賃の大体の相場、15,000円をもらって【障害者年金を受給している人は年金も】生活することにもしかしたら、不自由さはないかもしれません。

しかし、私はB型はあくまでも通過型の施設と考えていますので、ぜひ次にステップアップしていただきたい。

例えば65歳まで利用したとしてその後は、障害から介護に保険が切り替わり、お金が年金しか出なくなります。

お金をもっていない、親族も高齢化、または亡くなっているから支援も期待できない。

グループホームなどの空きもないという悪循環に入り込んでしまう傾向が多々ありますし、これから増えていく一方だと予測されます。

一般就労できる能力がある方は、どんどん社会に出ていくべきだと考えますし、社会が思っているよりもみんな能力はあるんです。

今の社会は、障害者に限らず人の能力を発見できない、埋もれさせてしまう場面がとても多いのではないでしょうか?

今も大事ですけど、今後の未来のことも考えていきたいと思いB型を立ち上げる決意をしました。

この「一般就労できる能力」に関しては、私の一般企業で働いていた経験から、企業様のニーズを把握し、そして利用者さまと対等な目線で付き合っていくことで、一人ひとりの資質と性格、才能をきちんと見極めることで就業場所を確保することができるのが強みだと思ってます。

この姿勢はスタッフとも共有しています。

だからこそ今まで、えだはを卒業し一般就労された方は6ヶ月以上の一般就労定着率100%」を達成し、二年間で実績を作れたのです。

これには、作業所卒業後もサポートを欠かさず細やかな対応をして来たからだと自負しています。

この経験を活かし、これから立ち上げるB型も利用者様のよりよい通過点になると信じています。 ○ 君たちには無理だ、と言われ続けてきた

さらにB型を立ち上げるきっかけのひとつには、当然利用者様の声があります。

なによりもまず

働きたい。

なぜなら
①給料をもらって親の助けになりたい。
②税金を納めて友達などから認められたい
③親に認めてもらいたい
④自分が創造している普通の暮らしがしたい

資格をとって自分ができることを増やしたい

などの当たり前の願いがあるからです。

勿論、車がほしいから、美味しいものが食べたいからなど素直な物欲もありますが
一番は自分を認めてほしいというのが本音なのではないかと思います。

それは経済的自立だけでなく
心の豊かさにもつながるのではないでしょうか?

そして私たちは、今までのでの人生で「君たちには無理だ」と言われ続けてきた彼らの思いを知っています。

彼らに関わる人の多くは、勝手に人の人生を決めつけ、無理だという前提の下の意見や助言をしてきました。

それが僕には許せなかったので、彼らにはできることは沢山あることを証明したく施設を立ち上げました。

実際に、この子は就労無理だと言われていた利用者様の何人もが就労に結びついています。
彼らの努力を見逃さず、引き出すことに私たちは成功しています。

私自身、福祉関係の仕事をずっとしているわけではなく企業で長年勤めて来ました。
ひょんなことから福祉の仕事を手伝ってくれないかと依頼を受け、今にいたっています。
勿論、大学や専門学校も通い直し勉強もしました。

 →次の投稿に続きます。